東京精神保健福祉士協会の倫理委員の委嘱を受けました。

 私は、令和6年7月1日から令和8年6月30日までの2年間、東京精神保健福祉士協会の倫理委員に再任されました。

 同協会は、「東京都における精神保健福祉士の職能団体として、会員相互の連絡と協力をはかり、精神保健福祉領域のソーシャルワーク専門職としての水準の向上と社会的地位の確立を目指し、東京都における精神保健福祉の普及啓発活動をおこなうとともに、精神障害者及びその家族の福祉の向上に寄与することを目的としています。」(同協会HPから)。

 精神保健福祉士は、精神保健福祉士法に基づく国家資格であり、精神障害者の医療機関の利用や社会復帰に関する相談に応じるほか、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行っています。当初は、精神病院等に所属し、相談員として社会復帰の支援等に従事することがメインの業務でしたが、近時、学校や企業に所属し、うつ病等のメンタルヘルスに関する相談援助を行うなどしています。

 同協会の倫理委員会は、同協会の会員等の倫理及び資質の向上のために設置されたものとされています。これまでも、同協会の倫理委員には就任していましたが、さらに2年間再任されました。

 今後も、このような精神保健福祉の分野での出来る限りの貢献をしていきたいと思っています。

弁護士 屋宮 昇太