親友に保証人になってくれと言われたら?

Q 親友から「絶対に迷惑をかけないから,お金を借りるときの保証人になってほしい」と依頼されています。迷惑がかからないなら保証人になってもいいかなと思っていますが,大丈夫でしょうか。

A 保証人とは,ある人がお金を借りたときに,お金を貸した人(貸主)に対して,借りた人(借主)とともに自分も借金の返済を約束する人のことを言います。ここで大切なのは,”あなた自身”が”貸主”に対して,借金の返済の約束をしているということです。
 借主があなたに対して,「絶対迷惑をかけないから」と言っても,それは貸主にとっては全く関係のない話なのです。貸主に対し,「借主が絶対に迷惑を掛けないと言っていた」と言っても,通用しません。ただし,保証の契約をするためには,書面を作成しなければ効力を生じないとされていますので,あなたが口頭で貸主に保証する趣旨のことを言っていたとしても,そういう内容の書面を作成していなければ貸主の請求に応じる必要はありません。
 もちろん,あなたが借りたわけではないので,あなたが返済後に借主に対して,「代わりに払っておいたから,私にお金を返せ」と要求することはできます。
 しかし,お金を貸主に返済できない借主にはお金がないことが多いでしょうから,結局あなたの負担になってしまう可能性が高いでしょう。こうなってしまうと親友との関係が気まずくなってしまいます。親友を助けるつもりが,かえって親友との関係を壊すことになってしまいます。親友が借金で苦しんでいる様子でしたら,まずは法律相談を受けるように勧めてみてはいかがでしょうか。